Sexual Visions: Images of Gender in Science and Medicine Between the Eighteenth and Twentieth Centuries (Science and Literature Series)

　　愛と美の女神ヴィーナスは、その美の故に切り裂かれるという西欧的な男性の心理をまさに学問で切り裂いてくれた名著である。しかもその美の切り裂きは、医学校のモデルの女性蝋人形を通して、医学に引き継がれる。最終的には、ヴィクトリア時代の溺死した娼婦を司法解剖する医師に継承され、彼によって汚れた彼女の肉体は、浄化される。見事な洞察である。大いに知的読者に勧めたい。もちろんアマゾンで英語版も入手可能である。読書会のテキストにピッタリである。 Sexual Visions: Images of Gender in Science and Medicine Between the Eighteenth and Twentieth Centuries (Science and Literature Series) 関連情報

ギルガメシュ王ものがたり (大型絵本)

５０００年も前に書かれた世界最古の物語。それだけで鳥肌ものだと思いませんか。世界四大文明の１つ、メソポタミアで粘土板に楔形文字で書かれたものが解読され、著者の繊細で美しい絵とともに絵本としてよみがえったのです。単に物語としての楽しみはもちろんですが、それに加え歴史的背景も見えて、大人も十分楽しめます。歴史や世界に興味を抱き始めた高学年の子供達は、目を輝かせて見入っていました。３部作になっていることも、興味をそそる要因のようでした。絵だけでも十分見入ってしまいます。コレクションとしての価値も十分にある絵本だと思います。是非お手元に残していただきたい１冊です。 ギルガメシュ王ものがたり (大型絵本) 関連情報

ギルガメシュ王のたたかい (大型絵本)

「ギルガメシュ物語」３部作の２作目。エンキドゥとギルガメシュは手を携えて、ウルクの町を治めていました。そこへ、恐ろしい怪物が現れます。二人は怪物退治に出かけますが・・・。１作目で芽生えた「友情」をベースにお話が進みます。美しいへ壁画のような繊細なイラストはすばらしく、子供だけの絵本にしておくのはもったいないです。ただ、原作（洋書）に比べ値段がかなり高いので、★４つにしました。（日本の絵本ってちょっと高価・・・涙） ギルガメシュ王のたたかい (大型絵本) 関連情報

ギルガメシュ王さいごの旅 (大型絵本)

半神半人間であるギルガメシュのお話。自分と民たちの最大の敵は「死」であると確信したギルガメシュは、旅に出る。様々な苦難を乗り越え、たどり着いた先に見たものは。絵本３作の中で一番重いテーマです。小学生の子供も読みましたが、ちょっと難しかったようです。ですが、絵がすばらしくページの隅々までじっくりと見てください。読み終わった後、じっくり考え込む内容でした。 ギルガメシュ王さいごの旅 (大型絵本) 関連情報

K-1 WORLD GP 2006 IN LASVEGAS 2006.4.29 ラスベガス.