LOOPUS 商品

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元De+Laxの宙也と元スターリンの斉藤のエレクトロロックユニット。02年にSPREAD BEAVERのD.I.E.が加入し新体制となってからの初音源である。D.I.E.加入という事で、彼のファンである私はインダストリアル/デジロックを想像していたのだが、その期待は良い意味で裏切られた。本作は美しくメランコリックな雰囲気が溢れるアンビエント系ニュウウェーブ作品だったのだ。斉藤のギターも、本当に元スターリン?と思ってしまう程に、楽曲に切なく美しい確かなメロディラインを刻みこんでいる。そしてその旋律へと絡み付いてくるD.I.E.のピアノの美しいこと。。。彼のピアノは昔から大好きなのだが、何か人を癒す様な優しさを持っていると思う(タイプ的にはマイク・ガーソンに近い気がする)。彼の加入は大成功だと言って良いだろう。今後の活躍が期待出来るバンドである。彼らの様なバンドが売れないと今後の日本の音楽は変わらないでしょう。売れろー!!! be 関連情報

LOOPUS The Last Juror: A Novel

裁判に陪審員とグリシャムらしさ爆発かと期待させた作品でした。ところが、途中で判決が出てしまってからは「あれ?」と思わせ、後半又盛り上がってきました。舞台は 1970年代のミシシッピ州フォード群、主人公は Willie Traynor で、意外な役柄として新聞記者でなく、群の小さな”The Ford County Times”なるローカル週刊新聞社のオーナー兼編集長兼記者という設定。南部の平和な街には珍しい凄惨な事件が起こり、発行部数を伸ばしたい Willie に取っては格好の事件が起きた訳です。判決が出た後は物語は一転、新聞社の社長兼記者としての成長を描いたストーリーで終わるのかと思わせる展開でしたが、意外な展開から俄然迫力を増していきます。中盤の終わりくらいから又ぞろ昔の Grisham のようにラストが心配だったのですが、作家としての成長が見えます。裁判の描写に於ける緊張感はそれほど高くなく、むしろ取材する Willie の心理に上手く描写が集中していて、或る意味で淡々と進むのですが、読了後にはさほど不満足な点は無く、ラストも私には感動的で良かったと思います。 The Last Juror: A Novel 関連情報

LOOPUS 365:A TRIBUTE TO THE STALIN

あくまで個人的な意見だが、このアルバムでザ・スターリンが奏でたオリジナルのモノに匹敵するのは、『サーカス団』の<ストップジャップ>くらいだ。が、しかし、『赤』の<蟲>や、『大槻ケンヂと電車』の<包丁と饅頭>などの〝オリジナルを崩しきったカタチ〟のモノはかなり変態的な変体を成し遂げており、文科系パンク好きにはけっこうオススメできる。音楽的に視野が広まるような狭まるような・・・作品である。 365:A TRIBUTE TO THE STALIN 関連情報




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