シモン・ゴールドベルク 商品

シモン・ゴールドベルク 「シモン・ゴールドベルク・エディション1」

日本で没したポーランド出身の名匠、シモン・ゴールドベルクの非商業録音の詰め合わせ。これらの録音は、かつてゴールドベルク・メモリアル・ファンドからリリースされていたものが多く含まれるが、ブーレーズとのストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲のように、恐らく権利関係からか収録されていないものもある。リリ・クラウスとの共演で広く知られたゴールドベルクだが、モーツァルトだけでなく、新ウィーン楽派まで守備範囲にしていたことがわかる。それもちょっと冒険してみたというレベルではなく、しっかりと手のうちに入れた堂々たる演奏である。例えばバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、作曲者のハンガリー人としてのエスニシティを感じさせることなく、作品の強固な造形を余すところなく表現している。その音色やフィンガリングは、被献呈者であるメニューインのような技術上の限界を感じさせることはない。 「シモン・ゴールドベルク・エディション1」 関連情報

シモン・ゴールドベルク シモン・ゴールドベルク~フィリップス・レコーディングス(8枚組)

名ヴァイオリニストとして知られたゴールドベルクは、指揮者としても息の長い活躍をした。このボックスは彼とその手兵オランダ室内管弦楽団が地元オランダのフィリップスに録音した演奏を集めたものである。音楽評論家の吉井亜彦氏は彼らの演奏について「よくきたえ上げられたアンサンブルで、大仰ではないが、品格ある内容(『名盤鑑定百科 管弦楽曲篇』《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》評より)」と評した。この評は他の全ての演奏にもほぼあてはまるといえる。地味だが、買って損のないボックスである。 シモン・ゴールドベルク~フィリップス・レコーディングス(8枚組) 関連情報

シモン・ゴールドベルク 20世紀の巨人―シモン・ゴールドベルク

シモン・ゴールドベルクについては、その透明感ある演奏に震えるような経験がある。妻ゴールドベルク山根美代子さんは畏敬を以って巨人とその時代を描いている。ユダヤ人として想像を絶する辛酸を舐めているが自分の生きている時代を確として見つめ、明晰な思考でその時代の大地を確実に踏みしめた歩みがある。写真を見てもわかるように「眼の人」でヨーロッパ知性のエキスのような人だったらしい。余談だが、日本人に二度捕まった。一度はジャワで、一度は女性にという記事を読んだことがあるが、サッカーのオシムによく似ている。箴言も。「顔」だけがあり手足はちょこんとついているイメージである。読んでいる最中も、読後も爽やかで、凄い人間達が居たいい時代が偲ばれる。 20世紀の巨人―シモン・ゴールドベルク 関連情報

シモン・ゴールドベルク シモン・ゴールドベルク講義録―DVD Book

出版社の説明ではプロの演奏者向けとなっていて一瞬途惑ったが手に取ってみるとそうでもなくパート1と同じくシモン・ゴールドベルクという人に対する畏敬に満ちていて素人でも十分堪能出来る。山根美代子さんが非常に魅力的。 シモン・ゴールドベルク講義録―DVD Book 関連情報




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