きんぎょ注意報!
「なかよし」連載のギャグ少女漫画「きんぎょ注意報!」のイメージアルバムです。バックの陣容が豪華すぎる!!まずメインの作曲・演奏がダディ竹千代と東京おとぼけキャッツ!!(信じられますか?)で、ボーカルがワハハ本舗の女性陣、久本雅美さん、柴田理恵さん!!!!なのですよっ!!パート2では美空ドレミさんが歌われる「ももいろ金魚音頭」の、久本さんリードボーカルバージョンなんか最高!!すっげえもったいない、埋もれた企画ものです。きっと10年後には、ウルトラバイブあたりから紙ジャケで再発されるでしょう!!今なら中古はゴミ扱いで500円程度です。聴いてみて〜〜〜〜。い〜〜いアルバムだよお。(原作の「きんぎょ注意報!」も傑作だから読んでみてね!!)
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俺たちの交響楽 [VHS]
朝間義隆監督、武田鉄矢主演の映画です。高度成長期の川崎が舞台。ベートーベンの第9の発表を目標に、地元の労働者で構成される合唱サークル?の立ち上げから発表までを描いた作品です。合唱団のメンバーの葛藤を通した「人間同士の連帯」がテーマとなっています。個人的にこの映画が作成された時代は生まれていませんでした。映像もいま見ると古いものですし、もはや真正面から高度成長期の感覚での「連帯」などというテーマの映画が現代で作られることもほとんど無く(あったとしてもなんとなくわざとらしい、鼻白むようなものが多い気がします)、映像の洗練された映画が多いいまでは万人受けする内容ではないだろうな・・・とは思います。ただ不完全な人間同士が集まって、ひとつの目標に向かって行く姿というのは、職場や市民サークル、学校などに所属している現在のわれわれにも共通のものですし、見事にこの時代の空気とあわせて描かれたテーマであると(私は)感じました。ひさびさに見る価値のある映画に出会えたなと思いました。朝間さんの関わった映画はほとんど見ていますが、「思えば遠くへ来たもんだ」「えきすとら」など武田さん主演の作品はいい味出してますね。DVD化されてないのが残念です。
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きんぎょ注意報ヒット曲集
きんぎょ注意報!のイメージアルバム。歌うのはOP・EDを担当した内田順子さんとわぴこ役のかないみかさん。1曲だけ斉藤小百合さんが担当しています。明るく元気な曲揃いで楽しい気分になります。コーラスとしてぎょぴちゃん、千歳、葵、秀一が参加。
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ハウルの動く城 [VHS]
確かに難点は多かったと思います。多くの方が批判される点も当然だと思わざるを得ません。しかし、私はそんな事気にならない程ソフィーに共感を覚えてしまいました。 やっぱりこの世は美しい者に優しいものです。ソフィーの母親や妹は美しく、沢山の男性にちやほやされ、人生を謳歌しています。でも、美しくないソフィーは自分を押し殺して生きていくしかない。長女だから、お父さんの店だから、と理由をつけて、自分の素直な心から目を背けるしかないんです。 でも、おばあさんになってしまって開き直ったソフィーは輝き始めます。美しさだけが全て、みたいな言い方(ソフィーにはひどく傷つく言葉だったはず)をするハウルに素直に怒りを爆発させ大声で泣いて、愛する人に素直に愛していると言い、彼を信じていると堂々としています。コンプレックスを抱いていた今までのソフィーには、きっとどれも不可能だったと思います。(歳に関係なく輝いている方も大勢いらっしゃるので語弊はありますが悪しからず)おばあちゃんだったソフィーがどんどん若返って美しくなる様は、人の美しさは外見ではなく、心の美しさが滲み出たものだと、すがすがしく感動しました。そしてソフィーの心の美しさが、独りよがりのハウルまで変えたのだと思います。 指摘された難点の多くは皆様仰せの通りなんですが、“なぜソフィーがおばあさんになったのか”という理由は、ソフィーが開き直って抱いていたコンプレックスから解き放たれ、生き生きと生きるためには、そうでなければならなかったんだと思います。 確かにこの作品では「??」と思う場面もあり、多くを詰め込みすぎて難解になってしまっている雰囲気は否めません。戦争を取り入れたのも、別になくてもよいのでは、と思いますが…。それでも「人の本当の美しさとは何か」という観点から観ると、非常に良い映画だったのかな、という感想を持ちます。
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あの頃映画 「下町の太陽」 [DVD]
山田監督第二作目。デビュー作の「二階の他人」は一時間に満たない「中編」映画だったので、長編としてはデビュー作に近いのかも知れない。まだ山田監督のテーマは未成熟な段階だと思う。むしろ、この映画で山田映画の最重要女優となる倍賞千恵子が主演していることが重要だろう。(映画としては良くまとまっていて、楽しく観ることができる)大会社の正社員を目指す恋人(早川保)と、町の製鉄所で働く北良助(勝呂誉)が対照的に描かれる。このあたりはホワイト・カラーよりも額に汗して働く労働者が尊い(あるいは良い)という、やや図式化した構図が見られるが、山田監督らしさが出ているとも思う。また、競争社会で勝ち抜くような働き方よりも、自分が好きな仕事に打ち込む人間の方に価値を置くという観方もできるのではないか。倍賞千恵子演じるヒロインも、こうした恋人の価値観や生き方に疑問を持ち、次第に人間性豊かな良助に惹かれるようになる。これああまり適切な比較ではないかも知れないが、前年(1962年)に公開された日活の「キューポラのある街」(浦山桐郎監督)を思い出した。ヒロインの年齢設定等様々な部分で異なるが、いわゆる山の手でないあまり豊かでない家庭に育ちながらも、健気に懸命に自分の生き方を探すヒロインという設定は似ており、時代もほぼ共通しているので比較してみると、山田監督と浦山監督の描き方の違いなども含めて面白いと思った。主演以外では、後年「オバQ」の主題歌を歌った石川進が好演しているのが、オールド・ファンには嬉しい。倍賞千恵子の主題歌は、映画そのもの以上に有名だが、映画音楽自体はジャズっぽい音を使っているのが意外だった。
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