幻と思われていた本作品がDVDで観る事が出来る日が来るとは、長生きするものです(笑)伊福部昭が音楽を、円谷英二が特殊技術を担当しています。昭和特撮ファンとしては、「獣人雪男」ほか出演の根岸明美氏、「ウルトラセブン」のキリヤマ隊長を演じた中山昭二氏にも目が行くでしょう。ディスクには、日本語字幕を選択出来る本編と、スタッフキャスト紹介のメニューが3ページ(監督、根岸明美氏、中山昭二氏)のみ。ナレーションは英語なので字幕はあった方がいいと思いますが、音質もそれほど悪くないので本編のほとんどを占める日本語のダイアログはそのまま聴いても大丈夫なレベルです。画質は、フィルムのクリーニングなどを行った気配がありませんが、VHS並みということはないです。悪いと言っても古い昔の白黒映画、を御想像頂ければ、と。根岸明美氏の手足は長く、目も切れ長でぽってりしたくちびる。当時としては日本人離れした雰囲気なのかも知れませんが、今でも十分にステキだと思います。入浴や(ロングカットですが)全裸の海辺のシーンもあります。中山昭二氏はやせ&ヒゲをはやしてワイルドな雰囲気。悪役的な最後でした(汗)ケース外側の商品紹介以外に、特に本編や作品に関する封入物はありません。なおケース裏側の音楽担当に誤植あり。正しくは”伊”福部昭です。アナタハンの生き残り男性たちが帰国した際にかかるBGMが、のちに映画「宇宙大戦争」のM28(スピップ号還る)と同じモチーフですね。作曲した伊福部昭氏のこころの中では、’故郷に帰る時のテーマ’なのかも知れませんね。 アナタハン [DVD] 関連情報
ハードボイルドな主人公のキャラクターと、妖艶なエロティシズムを随所に織り込んだのが、眠狂四郎シリーズの原作・映画に共通する魅力だろうが、この市川雷蔵の映画シリーズでは、本作『―女妖剣』が最もそうした色合いが濃く、かつ成功したヒット作ではないだろうか。冒頭、いきなり湯気にかすんだ豪奢な湯殿に、全裸の女性のうしろ姿があらわれる。やがて白い湯帷子を羽織ったそのうしろ姿は、大奥の一室でアヘンづけにされ、畳のうえで苦悶する女の顔面をその足で踏みつけ、白壁に大きな黒影を映しながら狂ったように哄笑をあげる…。妖しいエロスと不吉な狂気を感じさせる、このインパクトの強いファーストシーンが、すでに作品全編の雰囲気を端的に予告している。この導入部から登場する、美女とみればイジメ殺しにかかる殺人狂・菊姫と、隠れ切支丹から神のようにあがめられる美しい聖女・びるぜん志摩―。悪女と聖女という対照的とも思えるこの二人の女を両軸に、妖しい女刺客がちりばめられ、狂四郎の白刃が一閃するたび、白粉に華やいだその媚態の裏に隠された毒牙があばかれる。まさにタイトル通り、妖しい女たちの表裏の顔の反転劇がストーリーを形成する。そしてクライマックスには、狂四郎自身の悲愴で呪わしい生いたちまでもが暴かれる。作中の囚われの宣教師やびるぜん志摩に対する言動にのぞかれる、クールな表の顔の裏側に秘められた、決してニヒリスティックに世界を達観しきっているわけではない、多感で繊細な狂四郎の熱い胸裡がかいま見える。そこには、本シリーズなどでスマートにヒーローを演じる反面、『破戒』や『炎上』などで虐げられた生の苦悩を好演した、俳優・市川雷蔵の二つの顔もかぶって見えてくるようだ。登場人物たちの表と裏の顔に息づく、善と悪、美と醜、聖と邪…。それらがドラマティックに錯綜する。白いオセロゲームのコマが、狂四郎の刀尖によって次々に黒面に裏返されてゆくような反転劇が、スリリングにストーリーを牽引し、見る者を飽きさせないシリーズ最大のヒット作である。 眠狂四郎 女妖剣 [DVD] 関連情報
最近のアニソンで歌詞にアニメのタイトルやキャラ名、技名とか入っているのあまりないよねェ ウィーアー 関連情報
とってもおもしろい!!カンナとすみれの喧嘩がこのCDの聞きどころでしょう!一度でいいから生でこのバトルを見てみたい・・。 「サクラ大戦」帝国歌劇団 花組 秋公演~愛はダイヤ 関連情報
映画チラシ 「赤ひげ」監督 黒沢明 出演 三船敏郎、加山雄三、内藤洋子、団令子、桑野みゆき、二木てるみ、根岸明美、香川京子、山崎努、土屋嘉男、笠智衆、志村喬
VHSビデオテープの物でしょうか、出来ればDVDがほしいのですが。 映画チラシ 「赤ひげ」監督 黒沢明 出演 三船敏郎、加山雄三、内藤洋子、団令子、桑野みゆき、二木てるみ、根岸明美、香川京子、山崎努、土屋嘉男、笠智衆、志村喬 関連情報