ソニーはとても輝いた製品をつくっていたトランジスタ、ウォークマンなどそれは常に革新的であったアップル ジョブスも常にソニーを意識していた井深大、盛田氏は偉大である。その偉大さをしりながら両メーカーの皮肉な運命を知るデジタル化こそが運命の分かれ目であった ソニーとアップル 2大ブランドの次なるステージ 関連情報
創業者井深氏・盛田氏の掲げた「自由闊達にして愉快なる理想工場」、「“出るクイ”を求む会社」「エンジニアの楽園(本書より)」は「エンジニアの地獄」と化した。本書はあの「巨人をリストラされた」清武さんがジャーナリストとして渾身の取材を行った本。 いわゆるソニー本はたくさん出ていて、「ソニー インサイドストーリー」(かなり出井氏寄り)など経営者像を追った本も多いが、本書はリストラされた従業員側の取材をこなしてSONYの凋落を描いた本である。さすが元読売記者だけあって、無駄なく読みやすい筆致で数多くの証言を拾った。読売だけあって、「巨額の年収を得た出井・ストリンンガー・中鉢・平井」各経営者は「悪玉」、いわれのないリストラの憂き目にあった従業員たちが「善玉」と感情移入しやすい。そしてリストラ策を嫌った創業者が亡くなった頃からSONYの落日、理念のブレが始まったのだ、とやや勧善懲悪的に描かれる。 同じサラリーマンとして嘆息の連続なのだが、リストラ部屋(別名ガス室)に送り込まれた方々もその後戦い抜いて権利を勝ち取ったり、自分の会社を立ち上げたり、転職で耀いたり、奮闘している姿に思わずエールを送りたくなる。 リストラは結果であり経営不振の原因はもちろん別にあるのだが、経営策としては下の下であるリストラ(本来構造改革のはずが単なるクビ斬り)に胡坐をかく経営者はもっと批判されるべきだろう。 切り捨てSONY リストラ部屋は何を奪ったか 関連情報
金太郎ものがたり: 10才から60才までの読者のためのおはなし
足柄山の金太郎を読んだ子供が、携帯電話のCMで鬼退治に行く金太郎を観て「金太郎って、本当に鬼退治したん?」坂田金時については聞いたことはあるが、私も世代的にあまり詳しくないのでこの本をダウンロードしました。読み聞かせる前にどんな内容かと目を通してみたけど、小学校低学年にはキビシイですね。10歳からとはあるけど、親が子供に与えなくてもよい内容だと思います。大人が歴史裏話として読むには◎です。 金太郎ものがたり: 10才から60才までの読者のためのおはなし 関連情報