天野洋一 商品

天野洋一 AKABOSHI 1―異聞水滸伝 (ジャンプコミックス)

 全3巻で終わってしまった作品。 個人的に面白いと思うんですけどねぇ…どうして打ち切りになったのか、自分的にあんまり分析できなかった作品。 この作家さん、絵が上手いし、これでダメなら、どんなのがいいんだろうなぁ…今の漫画。 戴宗の性格が捻じ曲がってるからかなぁ(自分は好きだったけど)…林冲の性格結構好きだったなけどなぁ、小説版の水滸伝では強すぎたので、この作品では頼もしい強さじゃなかったけど。 後々、108魔星描くのは難しいんじゃないかなぁと思いましたけど、初めとしては掴みは上々だと思ったんですが…あれ? …もっと読みたかったです。 水滸伝の話、多少知ってるので補正もちょっとある為、星4つ。 話をもっと読みやすくして、巧妙に作ったらいけたかも…? (…まぁ、これができたら漫画家は苦労しないと思いますけどね。) 自分はこのままでも良かったんですが、関勝あたりから「…ん?」ってなりましたけど、どうなのかなぁ…。 作者さんの付けたした部分も最高に良かったんですがねぇ。 AKABOSHI 1―異聞水滸伝 (ジャンプコミックス) 関連情報

天野洋一 アナノムジナ 1 (ジャンプコミックス)

本作のメインである「天才詐欺師による化かし」が、かなり雑な印象を受けました。作戦のほとんどが運に左右され、かつ悪党側が賢くない場合でないとなりたたないトリックが多いです。それと便利アイテムがすごすぎて、詐欺関係なくアイテムだけで解決できるんじゃないの?と思わされます。なので高度なトリックを使った頭脳戦を期待して読むのではなく「馬鹿な悪党達がホイホイ罠にかかっていく」のを、軽い気持ちで読む作品だと思います。画力が高く、面白い構図が多いです。画集と思えるくらい絵には凄まじい魅力があります。1巻では、キャラクターの掘り下げがほぼ行われておらず、キャラクター達の事件解決しているいつもの日常を描いた感じです。主人公達の行動原理は何か?ムジナとは一体?その詐欺の異能力は?と、不明点を多く残しています。2巻以降、主人公の能力の秘密や影響について明かされ、それが元で起きる事件やドラマが読めたらいいなと期待しています。 アナノムジナ 1 (ジャンプコミックス) 関連情報

天野洋一 ニッポン・モダンタイムス シリーズ~SWING TIME~

「恋の街」が良い。宮川はるみの歌は、多大な賛辞とともに、次々と復刻されたが、「唄へ唄へ」以外はあまり良い印象がない。よく言えば、玄人好みだし、悪く言えば、川畑文子や、ヘレン隅田のようなわかりやすい魅力(パワー、コケティッシュなどなど)に欠ける。「唄へ唄へ」の良さも、楽器の一部と化し、そのパートを的確にこなしていることによるものではないか。しかし、「恋の街」はよい。イメージの喚起力が高く、遠い昔の東京の街が目に浮かぶようだ。なお、この商品もパンフレットが厚すぎ。詳しすぎる。その分価格に転嫁されているわけだし、まるで、ジャズ検定のお勉強のようだ。また、プロの評論家としては一定の批判的精神も必要ではないか。どの作品も傑作だと褒めるのは、歌一本で勝負しようとした昔の歌手たちに、かえって失礼ではないか。 ニッポン・モダンタイムス シリーズ~SWING TIME~ 関連情報

天野洋一 ポプコン・スーパー・セレクション ボーイズ・コンピレーション

この選曲は、他の懐かしのフォーク路線でも絶対出てこない曲があり、もの凄く貴重です。当時、深夜0時半より「コッキー・ポップ」というラジオ番組(ニッポン放送系)を聞くのが定番で、大石吾朗さんのナレーションが懐かしいです。当時大ブレイクした浜田良美「My Song」やボビーの「琥珀色の夢」もそうですが、私個人としては根田成一の「悲しみのバラード」と蘭の「影絵」が聞けるがとってもうれしい。二曲とも歌詞が際立って素晴らしいと思います。収録されているのはおそらくこのCDだけだと思いますし、今後も出てくるかどうか・・・すごい、素敵な歌なんですけどね。 ポプコン・スーパー・セレクション ボーイズ・コンピレーション 関連情報




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