勝利への旅立ち 商品

勝利への旅立ち 勝利への旅立ち [DVD]

全校生徒64人、部員6人の高校バスケットボールチームが、過去に傷を持つ新しいコーチとともに地区大会を勝ち進み…と、あらすじを追うとよくあるスポーツ感動物ですが、拍子抜けするほど演出は控えめで、淡々とストーリーは進んでいきます。鑑賞後に原題の「HOOSIERS」の意味を調べて、ああそういうことか、と腑に落ちました。1950年代アメリカ、インディアナ州でもとびきりの田舎町、農閑期の楽しみは地元高校のバスケットの試合観戦。試合には町中の人々が体育館に集まり、次の試合まで町民が顔を合わせればバスケットの話題。そんな町で起きた奇跡の物語です。 勝利への旅立ち [DVD] 関連情報

勝利への旅立ち 揺れる評決【字幕版】 [VHS]

この作品、TVムービーとして製作されたものらしいのですが、胎児中絶の合法化をめぐる法廷ドラマとして、劇場公開されても十分な仕上がりになっていると思います。ベストファーザーに選ばれた経験を持ち、自身も4人の子供を持つアンディ・ガルシアが新任の合衆国最高裁の裁判官を演じ、生まれてくる子供の本当の幸せとは何かということを考えながら自身の評決を探していくのですが、見ている私たちもいつしか裁判官の1人になったような視点で物語を追っているということに気付かされます。テーマである、誰の人生の中でも起こりうる“妊娠”“中絶”という問題を通し、現代の人々が忘れがちな命の尊さや、生きるということの意味を考え直させてくれる内容だといえるでしょう 揺れる評決【字幕版】 [VHS] 関連情報

勝利への旅立ち 勝利への旅立ち [DVD]

大好きな作品です。特に気分が落込んだりした時に見るといい気分転換になってくれるので捨てがたいです。主演はG・ハックマンで共演がバーバラ・ハーシーとデニス・ホッパーと映画ファンでないとピンとこないかもしれませんが、かなり70年代のアメリカンニューシネマの匂いを感じさせるベテランたちです。だから地味な作品でも味わいがあるというか決して「軽く」ないんです。お話はど田舎の高校のバスケットチームが新任のコーチに率いられて州大会の優勝決定戦にまで進出するというドリームストーリー。これはインディアナ州で54年に起こった事実を下敷きにしたもの。とはいえ、ストーリー自体はまぁよくある話なわけです。しかし細部や人物描写が丁寧に織り込まれいて分かっていてもつい応援せずにはいられなくなるんですね。これぞ映画のマジック!特筆すべきはまずカメラワーク。初秋から冬にかけてのノスタルジックでどこか懐かしい田園地帯の美しい風景を見事にとらえています。しかし試合のシーン(特にクライマックス)では一転、スピーディーで縦横に動き回る映像がひたすら見る者の興奮を呼び覚ましてくれます。そして極めつけは名手ジェリー・ゴールドスミスの音楽!オーケストラサウンドに電子楽器の音を盛りこんでいて古臭くないんですねぇ。特に試合シーンのテーマは日本のシンクロチームが演技で使ったこともあるほどダイナミックで本当にすばらしいの一言に尽きます。スポーツ映画であり大人のロマンス映画であり、敗者復活の物語でもあります。見ていて気持ちのいい作品ってのは中々出会えないものですが、この映画のような作品との出会いがあるから映画はやめられないのだ。 勝利への旅立ち [DVD] 関連情報




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