さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
ストレングス・ファインダーは、200万人のインタビュー調査から、人間個々の資質にはパターンがあることを発見し、統計分析して作成されたツールです。指定のウェブサイト上で100個以上の質問に答えると、34通りに分類された強み(才能)の中から、自分にもっとも当てはまるトップ5の強みを見出してくれます。私の結果は、トップ5のいずれもよく当たっていました。ただ、この種の占いや心理テストの中には、人間の多面性を利用し、どの結果でも、それなりに当たってしまうような文言で器用に書かれているものがたくさんあります。そこで、公平性を期すため、トップ5以外の残り29個の強みについても、結果を読んでみました。29個のうち、50%以上当てはまると思ったのは4つだけで、それ以外はほとんど当てはまりませんでした。私は、信用するに足る結果だと考えています。内容は星5つですが、パソコンに不具合が発生した場合、やり直しができない不便さから、星4つとします。 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす 関連情報
仕事上の必要があって、ユニバーサルデザインについて調べていて手に取った。CUDとはカラーユニバーサルデザインのことで、色弱者にも判別のつきやすい色のデザインとは何か、というのが本書のテーマである。前半は、色弱者の見え方と一般者の見え方を写真にして見開きに並べて解説をしていく。世の中にはわかりにくい色使いがとても多いことに驚く。後半は色弱者にも色の区別がわかりやすいデザイン上の工夫がほどこされた例が紹介されている。東京の地下鉄の案内板が少し前にリニューアルされた。色分けされていた路線にアルファベットも付与されるようになったが、これはCUD対応のデザインとのこと。知らなかった。しかし、CUDは少しずつ浸透しているようだ。筆者はWEBデザインの色使いにおけるCUDが知りたかったが、東洋インク社からチェックツールが無償配布されているらしい。この機会にあわせて試してみたい。 カラーユニバーサルデザイン 関連情報