カンサス 商品

カンサス There's Know Place Like Home [DVD] [Import]

35周年記念として、2009年2月にカンザス州で収録された、ホヤホヤのライヴ。盛上っても静かでもとにかく終始丁寧な演奏ぶりに、長年のライヴ活動で培われたプロ根性を感じずにはいられません。アメリカのプログレバンドなんて、と聴かず嫌いのロックファンがいたら、是非聴いてもらいたいです。特にお薦めは、まず4「Song For America」。オーケストラとの共演が最高にマッチする選曲で、かつ僕はオリジナルを超える感動を受けました。12「Icarus:Borne On Wings Of Steel」も。これらを聴くと、このバンドのメンバーの頭の中で当時鳴っていた音楽は、こういうものだったのではないか、などと思います。エンディングやっぱり17「Carry In Wayward Sun」、モーズもリヴグレンも入った大人数なのでキレという点では若干重たくなっていますが、それはゼイタクと言うもので・・。イントロのハーモニーから原曲に忠実、素晴らしい。でも、一番受けてしまったのは、ボートラの「Down The Road 」、客のいないステージでのR&R。シンプルなるも味わい抜群のビートに乗って、アンサンブル重視の本番では見せないゴリゴリのソロ連続回し。僕は“一本負け”してしまいました。 There's Know Place Like Home [DVD] [Import] 関連情報

カンサス カンサス・シティの爆弾娘 [DVD]

2018年を舞台にした近未来SFバトル、ノーマン・ジェイスン監督、ジェームズ・カーン主演の「ローラーボール」はその後ジョン・マクティアナン監督でリメイクもされたが、これはリアルな、ローラーゲーム選手の話で、ようやくDVD化された。この鼻が他選手をラクエル・ウェルチが演じるというのが見所で、「カリフォルニア・ドールズ(以下C・D)」同様女同士の激しいタックルや肉弾戦が観られる。ウェルチのお色気は相変わらずで、近年この人は娯楽映画部門でもっと評価されていいんじゃないかと思う(「女ガンマン 皆殺しのメロディ」とか「恐竜100万年」とか「マイラ」とかB級専門なところがまたいい)。「C・D」と同様、花形選手のわびさびを描いていて、試合後の選手同士の会話とか、自分のイメージに悩む選手とか、プレッシャーとか、そういう一人一人の、短いけれどもちゃんと側面を描いているところに好感が持てる。「C・D」ほど大きな人気はないし、知っている人は少ないかもしれないけれど不思議な魅力がある映画であります。 カンサス・シティの爆弾娘 [DVD] 関連情報

カンサス 永遠の序曲

カンサスの4th。邦題は「永遠の序曲」。1976作1曲目の“Carry On Wayward Son”は誰もが口ずさめるメロディで印象に残る1曲、そして2曲目の“The Wall”は、泣きのヴァイオリンにギターとシンセが合わさり感動的に聴かせる、バンド史上でも美しさの点では最高の名曲だ。ラストの“Magnum Opus”はプログレ的な大曲だが、全体的には明るめのキャッチーさとドラマ性とのバランスがとれたアルバムだ。スタジオアルバムでどれか1枚となると、やはり本作ということになるだろう。リマスター盤にはボーナスにライブ音源を2曲収録。 永遠の序曲 関連情報

カンサス 西部劇 パーフェクトコレクション DVD10枚組 女群西部へ 復讐の二連銃 脱獄者の秘密 シエラ ネバダ決死隊 勇者のみ 最後の酋長 牧場荒し 硝煙のカンサス パウダー・リバーの対決 ACC-044

今回もコスミック出版さんから西部劇ファンに嬉しいプレゼントをいただきました。字数の関係で二作品のみ触れさせていただきますが先ずは『パウダー・リバーの対決』。名匠ヘンリー・キング監督の実弟ルイス・キング演出によるこの二十世紀FOX作品はジョン・フォードの『荒野の決闘』、アラン・ドワン監督、ランドルフ・スコット主演の『フロンティア・マーシャル』と同じくスチュアート・レイク原作をサム・ヘルマンが勘案したストーリーに基づいたまぎれもないワイアット・アープのOK牧場の決闘物です。『荒野の決闘』から僅か数年後の製作ということで主人公の名前はワイアット・アープからチノ・ブルに変更され彼が悪徳の町にとどまる事情も末弟の殺害という『荒野の決闘』のそれから殺害された親友の仇を討つ為とその他の設定も変えられていますが先の二作品を彷彿とさせる場面がいくつもあって感心させられます。狂えるドク・ホリディ役のキャメロン・ミッチェル他いい感じです。そして『復讐の二連銃』。こちらではあまり知られておりませんが本国では極めて評価の高い異色作で『西部の王者』と『死の谷』の間の失われた輪をつなぐジョエル・マクリー主演作品ですが主役のマクリー含め悪役までもがこの作品のヒロインであるヴェロニカ・レイクの言動に振り回され(原題は冥執)異様な展開が繰り広げられます。観る者の不安を掻き立てる傑作ですね。プレストン・スタージェス監督のコメディ作品で見せるような、マクリー演じる平々凡々としたお人好しのキャラクターを逆手に取った怖い作品でもあります。助演陣が揃って好演。さてコスミック出版さん、『パウダー・リバーの対決』まで手を出した以上次回はぜひ『フロンティア・マーシャル』をお願いしますね。アープとドク・ホリデーが互いの銃について語る場面。実にいいムードです。 西部劇 パーフェクトコレクション DVD10枚組 女群西部へ 復讐の二連銃 脱獄者の秘密 シエラ ネバダ決死隊 勇者のみ 最後の酋長 牧場荒し 硝煙のカンサス パウダー・リバーの対決 ACC-044 関連情報

カンサス ウォールストリート・ジャーナル発、米国金融危機の全貌

本書が出版されたのは金融危機の真只中でしたが,金融危機の現状や原因が冷静に分析され,ポイントがよくまとまっています.しかし,ある意味「用語集」的な仕上がりで,体系的に書かれていません(逆に言えばどの章からでも読めます).一点気になるのは,ぼくは金融危機の状況を"WSJ Online"で追っていましたが,本書を含めてあまりに「サブプライムローン」自体を目の敵にする記述が目立つこと.自動車しかり,デリバティブしかり,道具には常に使い方次第で正と負の二面性が付き纏います.サブプライムローンも同様です.著者は本書で,今回の金融危機の原因はサブプライムローンとそれを悪用した「強欲と自信過剰」にあると主張しますが,現在でも高い金利に耐えながらちゃんとサブプライムローンを返済しているワーキングプア層もいるのです.リスクに応じ金利は高いですが,ワーキングプア層にも家を持たせられるサブプライムローンは,正しく使えば素晴らしい道具になると思うのです.そもそも,「衣食住」という基本的インフラを,サブプライムローンを組まなければ手に入れられない米国社会の仕組みにこそ問題があるのではないでしょうか? ウォールストリート・ジャーナル発、米国金融危機の全貌 関連情報




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