モーツァルト : 歌劇「皇帝ティートの慈悲」全曲 K.621
モーツァルト生涯最後の年1791年夏に1ヶ月足らずで作曲したというオペラ・セリア。神聖ローマ皇帝レオポルト2世がボヘミア王としての戴冠式の祝典用に作曲されたもので、オペラ・セリアという様式がすでに時代遅れになっていたこともあって評価はなかなか高まらなかった作品である。演奏頻度も少なく、このコリン・デイヴィス指揮の録音が最初の全曲盤であった。1976年7月14~22日、ロンドン、ワトフォード・タウン・ホールでの録音で、サー・コリン・デイヴィス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)、ステュアート・バロウズ(テノール)、ルチア・ポップ(ソプラノ)などが出演。題名になっている皇帝ティートとは古代ローマの実在の皇帝ティトゥスのイタリア語読み。仁慈深き名君として知られ理想化された人物である。皇帝ティートの事を父の仇として憎みつつも愛している先帝ヴィッテリオの娘ヴィッテリア。ティートがユダヤの王女と婚約したことに嫉妬したヴィッテリアは、ティートの親友で自分に思いを寄せているセストを唆しティートの暗殺を図る。しかし暗殺は失敗に終わり、セストは処刑されようとするが、ヴィッテリアが自らが首謀者であると名乗り出る。ティートは大いなる慈悲をもって二人を許す・・・・というのがあらすじ。名匠デイヴィスの指揮はいつもながらの安定感で、この作品の持つ古典的性格を巧みに捉え、スマートにまとめている。独唱陣ではソプラノのルチア・ポップが好調。彼女はモーツァルトの作品を得意にしていたが、あまり馴染みのないこの作品でも伸びやかな歌唱を披露している。音質良好。歌詞対訳が付いていないのが惜しい。 モーツァルト : 歌劇「皇帝ティートの慈悲」全曲 K.621 関連情報
ファイナル・オプション、サイコーです。ルイス・コリンズは、THE PROFESSIONALS CI5 からのファンですが、やっとBlu-ray発売です。また、日本語吹き替えが良いです。株式会社スティングレイさん、解っていらっしゃる。 ファイナル・オプション Blu-ray 関連情報
Jesus Christ Superstar (Original London Concept Recording)
D.パープルの歴史本(ウンチク本?)を読むとI.ギランの記述で必ず目にするのがこのタイトル。ライブで一部即興演奏されて披露された事がありますが、ファンとして完全な物を手にしたいと長年思っていましたが、(映画をレーザーディスクで購入したけれどI.ギランは関係していなかったので私には退屈なシロモノでしたが)ようやく見つけました。舞台公演などは特に鑑賞した事はありませんが、これだけの声量をある俳優が居るとは思えません。今でこそ白髪の好々爺と化してますが、この当時ならイエス・キリスト役として舞台に出ていても見栄えがしたでしょうね(ガタイが良過ぎかな?笑)このキャストで公演した映像が欲しかったなぁ〜 Jesus Christ Superstar (Original London Concept Recording) 関連情報
一家に一枚所有して、車でかけるなどしていただきたい。2代目ドライアンドヘビーを作って、過去の曲を演奏していただきたい。 IN TIME 関連情報