敗者の維新史 (青春文庫)

会津藩の中級武士、荒川類右衛門勝茂が書きとめた日記をベースに幕末から明治にかけての荒川氏の生活と会津藩の動きを纏めた解説書のような書です。特に、会津戦争から斗南移住から定住にかけてはより詳細に記録されている。この戦争ほど、義から賊へ変わってしまった大転換も珍しいのではないか。また会津藩自体は、職を全うしようとしただけだろう。その事を思うと、その後の悲劇は、あまりにも悲惨で同情を禁じえない。本書の特徴は、斗南藩に会津藩再興をかけながら、徐々に崩壊していく姿が、特に克明地に記録されている事だ。地元の人でも、不毛の地である事を知っている場所且つ肥沃な土地は、既存藩が所有している事実は、やはりこの決定は懲罰の意味合いが強かったのかもしれない。どちらにしても、時代の流れに翻弄された会津藩をいやでも直視する内容なので、興味のある人にはお奨めです。特に既存の大まかな流れでなく、中級武士の視点による通常は気にも留めないような当時の生活感を感じながら読む事ができるので、意外な発見も多くあった。 敗者の維新史 (青春文庫) 関連情報

るるぶ熊本 阿蘇 天草'14 (国内シリーズ)

感謝です。熊本がわかりやすい本です。これで旅行が楽しめます。 るるぶ熊本 阿蘇 天草'14 (国内シリーズ) 関連情報

標高およそ400ｍ。 香川県小豆島の南東部に位置するランドマーク的名峰。 洞雲山・碁石山の北側に連なる。 山頂からは眼下に山の ...