単刀直入に申し上げますが,これは“買い”です。三国志大戦引退を考えておられるなら別ですが,まだまだ楽しみたいとお考えの方に対しては,絶対お薦めの1冊です。先のK社から出版された2冊に比べ,情報量及びその有益性に格段の差が見受けられます。 兵種毎の乱戦時のダメージ表からはじまり,ダメージ計略のダメージ一覧表,各種計略の詳細データ,果ては一騎討ちにおける武力差と無双有りゲージの出現数の関連表,勝敗時の武勇の計算式などといったデータまでが公開されています。 また,カード紹介のページもこれまでのものとは一線を画します。イラスト・ステータス・計略・武将説明などはカードを入手できれば誰でも知りうる情報です。しかし,この書におきましては,計略の範囲を実際の小マップの画像にて示し,各状況における台詞一覧,各カード200字以上に及ぶ著者によるカード解説等,デッキ構築の際にかなり有益な情報が記載されております。 その他にも,デッキ解説の章,戦術指南の章,頂上対決解説などのページも有り,175頁にわたって三大の醍醐味が徹底的に紹介されております。 これまでのように付属カードのEX張遼のためだけに購入するのも…と購入に迷っておられる方,この記事が参考になりましたら幸いです。 三国志大戦 乱世の群狼 竜驤虎視の書 関連情報
前の2冊と違い、これは攻略本としてまともなものになっています。ver.1.12対応で、初公開となる突撃や迎撃、乱戦の各種ダメージや計略のおおよその持続時間、速度変化計略の上下幅なども数値で細かく記されています。ランカー覇王達の誌上リプも掲載。まあ戦術解説ページ等は、正直なところネットで検索すれば詳細な解説が各所にありますので、さほどの価値はないかと思われます(十分なものが載ってますが)。オマケのEXカードも今までで一番実用的ですし(人馬張遼を抜く価値があるかは微妙ですが…)、戦術などを熟知している人にも、データ本としての価値は十分あるでしょう。2までの数ヶ月、これは買いです。 関連情報
三国志大戦 乱世の群狼 最強戦術講義 (講談社ゲームBOOKS)
カードリストとして使うのが最も正しい本。そういう使い方なら買って失敗はないですが、戦略やデッキ考察を求めて買うなら止めます。やめた方がいい。なぜなら、カードの解説そもそもが間違えている箇所が存在するため。つまり、実際にその計略をきちんと使って検証した、とか、SEGAから公式情報をきちんと貰って作成したのではなく、かなりいい加減な状態でデータが作成されているものが存在するということです。デッキやコンボも載っているけれど、「今更…?」という内容だったり、「それはコンボじゃない!」とか、「そのデッキは、相当プレイヤーを選ぶんだよ」とか、ついついツッコミを入れたくなる。掲載するのはいいんだけれど、プレイヤーを選ぶという表記が全くないので、ともすれば、「これ強そう!」と勘違いしたプレイヤーが、一般的に弱いと言われるデッキに手を出してガックリしそう。せめてもう少ししっかりした解説を載せて、そのデッキやコンボが苦手なカードや、動かし方などに多少なりとも触れてくれていれば、とても使える攻略本ってことになったんですが…。もったいない。この本を単体で使うのではなく、ネットのサイトなどをしっかり巡ることを前提で購入することを勧めます。この本の情報が全てだと思って全国大戦に出ると、痛い目見ますので。 三国志大戦 乱世の群狼 最強戦術講義 (講談社ゲームBOOKS) 関連情報
新旧カードイラストを見たい方は必須!!付属カードはゲーム内で蜀槍メインや落雷デッキを好んでいる方にお勧め!!初心者にもわかりやすく、デッキ紹介もあります。カードの計略も簡単に書かれています。本自体小さいので持ち運んで対戦相手の計略を瞬時に調べることも・・・熟練者は付属カードが欲しいという方以外、あまり必要性がないかも・・・ 関連情報