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南の自由奔放なヴォーカルをキャラメルママが重心低い音でサポートしています。まだ聞いたことがない方は2曲目を視聴してみてください。なかなかないですよ、こんな音。レアグルーヴに通じるものもあります。「ブギ」でのリリィのハスキーヴォイスもイカすし、「紫陽花」「家へ帰ろう」など名曲多し。オススメです。 南正人 関連情報

南正人 野生動物への2つの視点 “虫の目”と“鳥の目” (ちくまプリマー新書)

 「自然保護」を、人間と自然、どちらを中心にして考えるべきか。この問いに対して、自然に固有の価値を認めるからこそ保護するのだ、という考え方がある。人里離れた森林や希少動物など、それ自体に価値を認めないと残せない自然も存在しているから、私はこの着想は否定されるべきではないと思う。かといって、人間の視点を全く入れないことには、「自然保護」は進まない。どの地域や動物を特に保護するのか、を決めるのは人間だからだ。 では、自然をとらえるとき、人間はどのような着眼点を持つべきだろう。それを考える時に、本書はたくさんのヒントを与えてくれる。例えば、「自然を守れ!」と言うとき、その人はどこに住んでいるのだろう?都市に住んでいるか、それとも農村地か。その違いだけでも、「自然を守る」の意味合いは違ってくる。都市部に住む者が特に守って欲しい、うつくしい生き物だけを保護した場合、実際に現地に住んでいる者が迷惑を被ることがありうる。特定の生き物だけに着目しても、生物界全体の様子は見えてこない。生態系全体に目を向けたとき、「保護」から、自然破壊に対してより有効性を持つ「保全」への橋渡しをしてくれるものが見えてくる。それは、ある生物と別の生物の関係性だ。ひとつの生き物が絶滅するということは、彼らをとりまいていた無数の関係性も消滅し、その先にいる別の生物の生活を脅かすということだ。 そのような関係性を認識するために、私たちは何が出来るか?本書はある行動を提案する。それは、著者のような専門家にしかできない特殊なことではなく、日々の暮らしのなかで私たちでも実践できる。「自然保全」がこ難しく感じても、これならできるかも、と思わせる。それを通して、自然に対する自分なりの視点を養うことができたらな、と思う。生き物の好き嫌いを越え、その向こう側の着眼点を持つことができるようになる一冊。(by ちゅら@<おとなの社会科>) 野生動物への2つの視点 “虫の目”と“鳥の目” (ちくまプリマー新書) 関連情報

南正人 キープオン!南正人 (DDブックシリーズ)

70年代初頭、一部の熱狂的なフォークファンから絶大な支持を受けた南正人。彼の全半生が興味深く語られる。特にマリファナとの壮絶な戦いぶりには、ファンならずとも興味深く読める。逮捕・拘留・投獄という中で家族との交流や刑務所での暮らしぶりがとてもよかった。特に祭りの太鼓たたきにかりだされるあたりはこの本の真骨頂ではないか。その後もスタンスは変わらず今に至るも、彼の音楽のポイントはやはり初期の「回帰線」あたりのアングラっぽさが今は懐かしい。その頃のアパートでの共同生活やアルバイト等の記述も良かった。ミュージシャンも人間である。家族との葛藤、オリジナルへの葛藤、反体制的スタンスへの葛藤など今もって南正人は迷い続ける。だから彼の音楽は面白い。デビュー以前の海外放浪記とともに併読をお勧めする。 キープオン!南正人 (DDブックシリーズ) 関連情報

南正人 サル [DVD]

新薬臨床試験にまつわる都市伝説をネタにドキュメンタリー風に撮ったと云うのは分かるけど、「新薬の副作用の恐さを元にしたサスペンス部分」と、「それに対する批判や警鐘というドキュメンタリー部分」、さらに「映画監督を目指す若者の挫折という青春ドラマ」の三つの軸が混在していて、全体として見ると何がメインなのかはっきりしない印象。特にラストの爽やかな終わり方なんて、完全に青春ドラマで、それまでのサスペンス部分とのギャップがあり過ぎる。また、病院を抜け出してバカ騒ぎしたり、居酒屋のオヤジに追いかけられるシーンなんかはコメディっぽいし、見ている間中、「いったい何が見せたいの?」という違和感が終始付きまとった。ただ、こういう「治験のアルバイト」と言うシチュエーションは非常にリアルで、自分も一緒にアルバイトとして、その場にいるような臨場感があり、ダラダラとしている展開の割には、それほど飽きずに最後まで見られた。ちょっと出演者同士の掛け合いがサムいのと、前述の通り、テーマが分りにくいのが残念。 サル [DVD] 関連情報

南正人 回帰線

南正人の「回帰線」です。はっきり断言しますが、名盤中の名盤です。アシッド・フォークという部類なのかもしれませんが、その正に様々な音楽性の「塩梅」が絶妙なサジ加減で配合されているのです。一聴しただけで、すべての曲が私の心に響いてきます。捨て曲なし。叙情性とキャッチーさ、曲と詩が奇跡的に絡みつく作品です。特出すべきは「裸のラリーズ」の「水谷孝」が9曲目に参加していることです。その事実も本作の名盤が名盤たる所以なのかもしれません。作品も持つ力、我々を吸いつける「吸引力」が違います。 回帰線 関連情報




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