織田哲郎が、他のミュージシャンに提供した楽曲。それをセルフ・カヴァーした作品集。有名なミュージシャンの曲ばかり。たぶん、誰でも、一度は耳にしたことがあるような曲。しかし、本商品は、それにとどまらない。もともと、各々の曲は、それぞれ個性があり、いろんな曲調がある。だから、これを単にまとめただけでは、統一感がない。そこで、本商品は、全曲、アレンジがなされている。そのアレンジも、各々の曲ごとに行ったというよりは、このアルバムを通じて、全体として一つのアレンジをしたようなもの。つまり、一個一個の曲は、全曲を通じて、新しく命が吹き込まれたかのように、聴くことができる。是非とも、一曲目から、最期の曲まで、通して聴いてみたいアルバムとなっている。全体として、一つの芸術品のようなもの。アレンジは、全体として、大人のアレンジになっている。アコースティック・ギターや、ピアノ、バイオリンといった、クラシカルな楽器が多用され、しっとりと聴かせてくれるという印象。たぶん、夜のおしゃれなバーなんかに流れていると、よくマッチする。あるいは、高級レストランの、薄暗い雰囲気のなかで、流れていそう。決して派手さはない、でも、夜の恋人たちを演出するかのような、そんな良質のアレンジ。 MELODIES 関連情報
PritsのCDS連続リリース最後の作品にして、3枚の中で一番の出来だと思う。一曲目の「Private Emotion」もそうだが、二曲目の「ダイスキ!!」も気に入っている。このPritsのCDを聞いて気になってしまうのはおそらく水樹奈々だろう。演歌の道をめざしていただけに歌唱力は声優とは思えない。もし、このCDを聞いて水樹奈々が気になったのなら、彼女のアルバムを聞いてみるといいだろう。 Private Emotion 関連情報
録音技術があまり良くない、ビーイングにしては割と良かった、牧穂さんの可能性が詰まった作品 aromatiser 関連情報