恋するトマト [DVD]

本編より先に特典映像内の大地康雄さんのインタビュー映像を観ました。制作に十四年を要したこと、なぜトマトを扱うことになったのか、「クマインカナバ？」の意味、日本の農村が抱える問題、この映画が完成するまでの背景や努力の一端を理解した上で、本編を観られたので、思い入れが湧きました。惜しくも絶版になったようですが、ぜひ復刻して多くの人に見てほしい映画です。 恋するトマト [DVD] 関連情報

大地真央写真集 innamorare

大地の真央さんは、生前、あの立川談志さんも「談志百選」に選んだというお人です。もう、オーラが違いますよね。テレビの画面じゃおさまらないから、舞台、正解だと思います。そんな真央さんを止まった形でも見たい、という男女両方のニーズに応えた作品です。ほぼ、旅先でのプライベートショット風のカットで、いわゆる、グラビアアイドルの出すタイプの写真集ではありません。値段が高いのがちと困りものですが、古本屋で千円くらいなら買いだな、という写真集です。 大地真央写真集 innamorare 関連情報

病院へ行こう [VHS]

亭主と間男の設定が秀逸。面白さ満点。斉藤慶子の女房役も脇役ながら味あり。脚本の時代性が光る。薬師丸ひろ子はユニークお惚け役を迷演技。観て損なし。絶品。 病院へ行こう [VHS] 関連情報

ラブ・レター [VHS]

昔の新宿など、世相を見れたり、今も活躍する脇の方々の演技も最高の作品だと思います。ものすごく哀しい映画なんですが、反面、人間って捨てたもんじゃないな、と思わせる映画だと思います。１０年程前に一度観たのですが、タイトルも判らず半ば探すのを諦めてました。先日、ふとしたことから中井貴一さんの出演から検索したところ、運良くヒット。購入出来ました。もともとビデオ（しかもレンタルアップ品）ですから、画質は期待していませんでしたが、充分観賞出来て満足でした。 ラブ・レター [VHS] 関連情報

Babes in the Woods

なぜだか『アイルランドの音楽は』いいね。ポーグスなんかもそうだけれども／ウオーターボーイズもそうだね。１９５５年アイルランド生まれ。これは彼女の５枚目のアルバム。これはかなりの『傑作』＝なぜかといえば＝完成度が高いから。具体的には、曲がまずよい。次に彼女の声の情感が深い。次にアレンジも過不足なくすばらしい。これだけですごいことだ。今だ彼女はこのアルバムを越える作品は制作していない。そういうアルバム。いわゆるピークですね。リチャードトンプソンの曲も織り上げていて、それもかなり効果的だ。アレンジはいわゆるアコーステックサウンドだ。声が十二分に聞こえるためには最高のセッティングだ。ジョニーミッチェルのカバーもすばらしい。アルバム全体がよどみなく流れて気付くとアルバムは終わっている。これはまさに名盤のあかし。１０点中１０点。このアルバムはまるで丁寧に作られた音の織物。愛と言う名の洋服の着心地は感動的です。こぼれ落ちるほどの美しさがここにあります。 Babes in the Woods 関連情報

1993年ごろの大鵬薬品のソルマックのCMです。大地康雄さんが出演されてます。