It's a Shame About Ray (New Version)
ザ・レモンヘッズ/イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ1984年にイヴァン・ダンドゥ(g、vo)を中心としてボストンで結成されたオルタナティヴ・ロックバンド。ポスト・ハスカー・ドゥ的な、シンプルでメロディックでキャッチーなギターポップ。「Mrs. Robinson」はサイモン&ガーファンクルのカヴァー It's a Shame About Ray (New Version) 関連情報
Lemmonheads 『Come On Feel The Lemmonheads』1. Great Big No2. Into Your Arms3. It's About Time4. Down About It5. Paid to Smile6. Big Gay Heart7. Style8. Rest Assured9. Dawn Can't Decide10. I'll Do It Anyway11. Rick James Style12. Being Around13. Favorite T14. You Can Take It With You15. Jello Fund--------------------------------------------------------------アコースティックで爽やかで優しい曲を歌ったかと思うと急にパンキッシュなエレキをバリバリならして疾走する…。その辺りがいかにも'90年代前半に流行ったオルタナシーンにぴったりの感じである。本作は'93年発表のアルバムで#2,#3#6などメロディアスな曲がこのバンドの持ち味なんじゃないかな!?とも感じる。また#7のようなハードな曲もやったりするのが面白い。しかしこのアルバムをリリースした辺りからイヴァンは少しおかしくなってしまいレモンヘッズはシーンから自然消滅するかのように消えていく…。('98年に『Car Button Cloth』を発表したあとイヴァンはソロ活動を始める。)しかし2006年に再結成した。イヴァンはその容姿から売れっ子アイドルのように扱われることもあったようだが、やはり彼に一番合っているのは、どこまでも「自然体」で無理をせずマイペースに自己表現をすることなんだろう。だからこそレモンヘッズ=イヴァン・ダンドゥという公式が成り立っていると思われる。そういったバンドとのバランスが崩れ始めたこのアルバムが皮肉にも楽曲のバラエティーに富んだ好盤となったことが、イヴァンの精神状態を崩す原因になったのかもしれない1?ギターポップ好きはぜひとも聴いておきたいアルバムである♪ カモン・フィール 関連情報