名作童謡の裏話が実に実に楽しい。代表作品「青い眼の人形」の解説に次のように書かれている。キューピー人形の眼は黒に決まっているが、雨情は〈西洋人といえば青い眼だ〉というイメージからこの童謡の着想を得た。本居長世が作曲した年、長世の次女・貴美子の舞台デビューで歌われた。その歌声にすっかり感激した雨情は、ほうびに銀座の資生堂で香水を買ってやったという。貴美子がレコードデビューしたときもこの唄であった。常磐自動車道の中郷サービスエリアにこの碑がある(雅) 名作童謡 野口雨情100選 関連情報
藤井清水の大ファンですが(藍川さんは、清水の評価はあまり高くないようですが)、はじめて”ことば”がはっきりと聞き取れる、清水の歌唱に出会えました。特に「トロイカ」「河原柳」「佐渡島」「鴫の声」が良かったです。なかでも「佐渡島」は、なかなか聞くことが出来ず、幻の名曲なので感激しております。この夏、雨情記念館と雨情の生家(孫の不二子氏と藤井清水の話をしてきました)行って来ましたので、感慨もひとしおです。出来れば、今後も藤井清水を取り上げて頂くことを願ってます。 人買船 ~野口雨情の世界 関連情報
さすが身内だけあって、雨情の本妻と言うか正妻の意味が分かって感動した。坪内逍遥の、雨情への退学の言葉の重さにも」感動した。 郷愁と童心の詩人 野口雨情伝 関連情報
やっぱりなんといったって、白眉は平井英子嬢の録音ですよね!!なにしろ師匠の中山晋平さん自身のピアノ演奏の曲まである。むろんオリジナル録音!!歴史的、ってほんとこういうこと。全国の介護施設に、ご老人たちのために常備していただきたい、と心底から思うのです。平井嬢の録音はじめ、この頃の童謡を聴いて感心するのは、何でもかんでもジャズ風に、洋風に洒落て音楽化しよう、というバックのミュージシャンたちの先取り感覚ですねえ。戦後、とくに30年代以降の、しみったれた童謡の感覚、セコさとはほど遠い開放感があるのです。子供むけだから、ってナメたらいけない、中山晋平さんも、野口雨情さんも北原白秋さんも、みんなそう思ってたはずです。今の「みんなの歌」に曲を提供してる人は、このCD聴いて反省すべきだ!!充実した編集盤です。ぜひお買い求めを!! 七つの子~野口雨情作品集 関連情報
表紙が地味な割に歌が明る過ぎます。雨情の曲はもっとしんみりと聴きたかった。また探して買い替えます。 野口雨情傑作選-赤い靴- 関連情報