歴史劇画 大宰相 商品

歴史劇画 大宰相 歴史劇画 大宰相(1) (講談社+α文庫)

舌禍にしてもスケールが違う。昔の政治家の大きさと今の政治家のお粗末さを比べると情けなくなってしまう。これは戸川猪佐武氏畢竟の大作「小説吉田学校」をさいとうたかをプロが劇画化したもの。人物の描き分けに少々難があるものの、この1巻ではそれらが気にならないほど登場人物が活写されています。戦後政治のスタート地点を実にわかり易く絵解きしてくれる本作は今の日本を生きる私たちに何かを与えてくれます。 歴史劇画 大宰相(1) (講談社+α文庫) 関連情報

歴史劇画 大宰相 歴史劇画 大宰相 第一巻 吉田茂の闘争

 問題がないとはいえませんが、日本で今の豊かさを享受できるのも吉田茂をはじめとした確固たる信念を持つリーダーがいたおかげかもしれません。本書は、日本現代史の参考書としても優れていると思います。500ページ以上の中に、複雑に絡み合う人間模様と当時の世情を、絵で一気に読み解かせるので、やや頭が混乱しつつも読ませてしまう迫力があります。一巻は、GHQ、政党間の軋轢をやり過ごしつつ、吉田茂のワンマン体制が築かれるまでの話がメインですが、佐藤栄作と池田勇人の確執をはじめ、平行して若かりし田中角栄、中曽根康弘、宮沢喜一などが次第に頭角を現しつつある状況を追っているのも面白いと思いました。 歴史劇画 大宰相 第一巻 吉田茂の闘争 関連情報

歴史劇画 大宰相 歴史劇画 大宰相 1~最新巻(文庫版)(講談社+α文庫) [マーケットプレイス コミックセット]

学校では幕末・明治、もしくはせいぜい終戦までを授業で勉強して、その後は駆け足で昭和史を流す、という経験がある人は多いのではないだろうか。この首相の名前は知っているけど、具体的に何をしたのか? どのような人物だったのか? 昭和政治史がさいとうたかを氏の劇画で展開される。戦国時代の武将や幕末の維新志士、日本史上の将星たちとも決して引けを取らない、魅力的な人物が鮮やかに描かれている。昭和史に興味がある方への入門編としても最適な本。全10巻のボリュームは圧巻。自分の人生のその時代を振り返る時にも最適な一冊である。 歴史劇画 大宰相 1~最新巻(文庫版)(講談社+α文庫) [マーケットプレイス コミックセット] 関連情報




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