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池部良 日本名作映画集 青い山脈~前後編~ [DVD] COS-013  ~今井正監督作品!石坂洋二郎文学の大ヒット作である小説「青い山脈」を社会派監督今井正が映像化した作品である。同名の主題歌も戦後の歌謡史に残る国民的愛唱歌として、一世を風靡し、世代を超えて多くの人々に受け入れられた人気作品。出演者:原節子、池部良、杉葉子~

1949年公開作品、上映時間は驚きの3時間3分!、当時は前編と後編に分けて公開をされたそうです、女生徒が男性と歩く事は不道徳な事、学校の名誉の為としたいわゆるいじめを下品な愚かな行いと叱責をした女教師、古い伝統の中に生きる生徒たちと民主化という新しい思想に燃える女教師との対立、子供同士の喧嘩に先生が教育委員会が動き出す、男勝りで柔軟性に欠ける若き女教師を女優の原節子が熱演、難しい役だが、彼女の清らかな美しさが役柄の欠点を補っている、本当に大切な事に理想でも現実でもなく、生徒が間違った方向へゆかない様に暖かく見守り、そして守るという事、それが教師、難しい題材ながら実に解り易く問題を提起をした作品といえるでしょう。 日本名作映画集 青い山脈~前後編~ [DVD] COS-013  ~今井正監督作品!石坂洋二郎文学の大ヒット作である小説「青い山脈」を社会派監督今井正が映像化した作品である。同名の主題歌も戦後の歌謡史に残る国民的愛唱歌として、一世を風靡し、世代を超えて多くの人々に受け入れられた人気作品。出演者:原節子、池部良、杉葉子~ 関連情報

池部良 渡世人列伝 [DVD]

当時の正月映画で、朝日新聞で好意的に批評されていた記憶があります。男の友情を勧善懲悪の世界で描いています。任侠映画の顔をした活劇映画です。東映任侠映画のなかでもラストシーンが最高です。ひとことも交わさずに、目と目で通わせて、雪降る浅草、スクリーンいっぱいに両端を使って仲見世通りを歩く両御大を正面からカメラがとらえます。隣で見ていた有名なタレントさんが、ため息まじりに「カッコいい!」と漏らしていましたが、本当にカッコいいです。この情感を出せる俳優さんはいまでは誰もいないでしょう。それを見るだけで値打ちあります。 渡世人列伝 [DVD] 関連情報

池部良 若い人 [DVD]

 『若い人』は石坂洋次郎の出世作で昭和の初めに発表されています。この市川崑脚本・演出作品は舞台を戦後に設定した二度目の映画化。後の学校の舞台を長崎にした西河克巳作品(主演は石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子)とはまったく異なる内容ですが、原作に近いようです。脚色は内村直也・和田夏十・市川崑。音楽は芥川也寸志、助監督は『ニッポン無責任時代』の古沢憲吾。 西河篇では間崎先生(石原)も橋本先生(浅丘)も分不相応に踏み出さず大きく傷つくことがないし、江上恵子(吉永)も自分の気持ちを制御して昇華してしまうのですが、市川篇では三人ともデスペレートな展開をします。江上恵子(島崎雪子)は漁民同士の喧嘩で怪我をして気を失った間崎先生(池部良)を気付けようと雪をふくんでキスをします(観客仰天の展開!)。途中から母親(杉村春子)に代わって間崎の看病をした恵子は間崎とキスを交わす関係になってしまいます(さらに仰天!)。間崎が学校に復帰した後では、恵子の態度は急になれなれしくなって教員室の間崎を訪れるようになります(ますます意外!)。二人の関係は問題になり、教頭は間崎に恵子と結婚するか、退職するかを迫る。間崎は恵子と結婚して退職すると言い放ちます(行くところまで行くしかないのか?!)。卒業直前の劇発表会で嫉妬から気絶の狂言を演じた恵子。間崎が恵子との関係を「過失」と認識していることを知って恵子は大人を捨て激昂して飛び出します。その後を間崎が追い、橋本(久慈あさみ)は絶望します(いったいこの先どうなるんだ?)。しかし、映画は終わってしまいます。アナトール・フランスの格言「一つの生涯に入らんためには他の生涯において死ななければならない」を結句として(救いがない!)。島崎雪子熱演、池部良・久慈あさみ・杉村春子は難しい役どころです。 編集も演出も後年の市川崑作品と比べるとずいぶん粗略ですが、かなりカットもされているようです。例えば、間崎が恵子の母親から恵子を女として可愛がってくれと依頼される場面から漁師の健吉(小沢栄)が喧嘩に連れ出される場面まではあきらかにカットされています(5分くらいか)。 若い人 [DVD] 関連情報

池部良 風が草木にささやいた

池部さんの本は読みやすく、今回もゴルフ交遊録を楽しませていただきました 風が草木にささやいた 関連情報

池部良 <あの頃映画> 乾いた花 [DVD]

 ヤクザ映画だとどうしても実録物を思い出しがちですが鈴木清順監督作品と並ぶ異色ヤクザ映画の一つと今作はいえます。 石原慎太郎氏がええ・・今みたくお偉くなる前で、まあ反体制側にいて好き放題暴れていた時期の小説なので見応えは十分ありました。 組のため一肌脱ぎ、懲役を終えた男の前に現れた女。男はヤクザの鑑のような扱いを受けるも形容しがたい矛盾を感じ、女は物質的には満足なはずなのに決定的な部分が満たされてなかった。彼らは違法な花札賭博を介して、その瞬間のスリルを生きる。 いつしか肉欲以上の悦楽、究極のシンパシーが彼らの乾いた心に響いて憑依する。この感覚は、派手な銃撃戦よりも危険で極限だといえます。武満徹の鋭く、時にはバロック音楽を使用し、廃墟を吹き抜ける風のような音楽が篠田正浩監督の独創的なビジュアルにエッジをかけています。 派手さはありませんが、ここまでスタイリッシュで幻想的なのにちゃんと地に足着いたヤクザ映画は中々珍しく、国宝級といえるでしょう。 <あの頃映画> 乾いた花 [DVD] 関連情報




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